民法入門
   
   
   
   

 
   


初学者のための民法入門レジメ-全体構造編(動作確認中)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1 民法の構造
 ●憲法の構造=人権+統治
 ●民法の構造=総則+物権法+債権法+家族法(親族法+相続法)
 私的自治の原則が基本原理になる。

(1) 私的自治の原則
  権利関係を形成することは当事者の自由な意思に基づいてはじめて可能であること(=当事者意思の尊重)。

R■自分がもつ権利義務は自分の意思で決めることができたほうがその人らしい生き方ができるから。

(2) 物権法と債権法

@ 物権:物に対する支配権。所有権(持ち主としての権利)が典型例。そういう権利に関するルールを定めるのが物権法。物権は当事者の意思表示の合致によって変動する(176条)。

A 債権:人に対する請求権。代金債権,目的物引渡債権などがある。債権も多くは当事者の意思表示の合致(契約)によって発生する。債権に関するルールを定めるのが債権法。

 

 

(3) パンデクテンシステム
 物権法や債権法などに共通するルールを抽出して「総則」としてまとめた。
→積み上げ学習は効率が悪い
→早く全体を通して学習し,何度か繰り返す。    


(4) その他の用語
 法律行為:自己の意思に基づいて権利関係を発生させる行為。契約のほか婚姻や遺言がある。
 意思表示:自己の意思を相手に伝えること。
 契約:意思表示の合致によって成立する法律行為。
 法律効果:法律行為によって発生した権利関係。



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  著者:佐藤哲

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