現在までの出題予想における調査

(7月9日のコメント)

 ここ数年、公共財と予想すれば異時点間が出題されたり、異時点間と予想すれば公共財が出題されたことを思い出しました。

 異時点間の消費理論は、「らくらく〜」はかなり試験向けに説明してあり、計算も重要です。身につくまで練習しましょう。

(7月6日のコメント)

 国家公務員試験関連はすべて終了し、現在、まとめ中。正直言って、これが流行っていると言う特質の論点はなく、極めてオーソドックスな問題が多いという印象です。しかし、気になるところを以下であげます。
●ゲーム理論 
ナッシュ均衡に関する論点
●原油価格上昇に伴う経済効果
これは、ミクロ(必需品の価格上昇)、マクロ(物価上昇)でもどちらでも
●年金制度
年金の計算ではなく、割引現在価値の考え方を説明させる
●独占企業と差別価格の論点
費用逓減産業の構造説明、計算問題が入るとやや難問になる可能性大。

このあたりを再度、確認しておきましょう。

 (6月19日のコメント)


 経済学を必要とする試験種の始めである公務員試験がおおよそ終了し、これから資格試験がスタートしていきます。
今年度は、
 (1)国税専門官試験の経済学
労働供給における所得と余暇の選択、租税における消費行動と市場均衡の変化。
 (2)外交官の経済学
 ●公共財の最適供給量
 ●国債発行の財政政策、LM曲線の構造説明(原油価格上昇時におけるシフト等)。
 ●為替レートの短期決定(アセット・アプローチ)
という非常にオーソドックスな内容になっています。確かに公共財はそろそろ鑑定士試験でも出題されてもおかしくはないですね。リンダール均衡やゲーム理論など絡めない基礎部分でも得点差が出そうです。基礎部分には最適供給量の計算問題が入ります。

 昨年の外交官試験では、固定相場制におけるLM曲線のシフトについて聞かれ、これはその後の中小企業診断士試験でも同じ内容の論点が出題されていることから鑑定士試験でも要注意論点です。IS−LM-BP分析を再度学習しておきましょう。

 試験委員が丁度問題を作成する期間に、わが国では為替操作や円キャリートレードなどが指摘されていました。こうした背景から国際金融の中で為替と金利の効果の論点なども十分に考えられます。